巨人・吉川「なんとかヒット打ちたい、なんとかしたい」と決勝の2点二塁打 16年ドラ1も好調続く

[ 2022年4月21日 21:44 ]

セ・リーグ   巨人8―4広島 ( 2022年4月21日    東京D )

<巨・広>4回2死二、三塁、吉川は適時二塁打(撮影・小海途 良幹)
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 巨人の吉川尚輝内野手(27)が広島戦(東京D)で決勝の2点適時二塁打を放った。

 3―4で迎えた4回だった。丸の6号ソロでまずは4―4の同点に追いつき、なおも2死二、三塁と続いた好機に第3打席へ。マウンドにはプロ通算2度の完投勝利をともに2020年の巨人戦でマークしている遠藤が立ちはだかっていたが、高めの145キロ直球を左中間に弾き返して走者2人を本塁へ迎え入れた。

 試合後、最初にお立ち台に上がった吉川は「皆さんがつないでくれたので、チャンスだったし、なんとかヒット打ちたい、なんとかしたいって気持ちで打ちました」と第一声。「あの場面で打てたので本当に良かったと思います」と続けた。

 開幕から好調を維持し、3月31日のヤクルト戦(神宮)から4月17日の阪神戦(甲子園)まで14試合連続安打。19日の広島戦(東京D)では5打数無安打に終わって記録は途切れたが、20日の同戦から再び2試合連続2安打のマルチ安打となった。好調の要因について聞かれると「特にないですけど…」としながらも「しっかり準備しながら。いい準備ができていると思っているので、しっかり継続してやっていきたいなと思っています」としっかりとした口調で応じた。

 得意の守備でも19日のカード初戦で“1人併殺”を完成させるなど再三に渡って貢献。「まだまだ始まったばっかりなので、しっかりチームに貢献できるようにまた頑張っていきたいと思います」と2016年ドラフト1位は最後まで謙虚だった。

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2022年4月21日のニュース