テンダー期限前倒しへ MLBと選手会が合意

[ 2021年11月25日 05:30 ]

 大リーグ機構(MLB)と選手会が、年俸調停権を持つ選手に対して各球団が契約を結ぶ意思の有無を通達する期限(テンダー期限)を12月2日(日本時間3日)から、11月30日(同1日)に前倒しすることで合意したと23日(同24日)、AP通信などが報じた。

 現行の労使協定は12月1日(同2日)に失効。新協定が合意に至らない場合はロックアウト(施設封鎖)となる可能性があり、その場合、移籍市場は一時停止する。期限の前倒しは多くの選手がノンテンダーFAとならないための措置となる。また、AP通信は「解決には数カ月かかる可能性がある」とするなど、ロックアウト突入の可能性が高まっているとみている。

続きを表示

2021年11月25日のニュース