つば九郎が貴重な2ショット公開 試合後、誰もいないベンチで話し込む高津監督&石川の笑みに涙

[ 2021年11月25日 14:30 ]

SMBC日本シリーズ2021第4戦   ヤクルト2―1オリックス ( 2021年11月24日    東京D )

<日本S ヤ・オ(4)>つば九郎とポーズをとる勝利投手の石川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が日本一王手から一夜明けた25日、自身のブログを更新。この日誕生日を迎えた高津臣吾監督(53)と、24日の「SMBC日本シリーズ2021」第4戦で6回3安打1失点(自責0)と好投し、プロ20年目で日本シリーズ初勝利を挙げたレジェンド左腕・石川雅規投手(41)の2ショットに涙したことを明かした。

 昨季までの2年連続セ・リーグ最下位から6年ぶりとなる優勝を果たしたヤクルトは、日本シリーズに入ってからもオリックスと歴史に残る熱戦を連日繰り広げている。前夜の第4戦では石川の熱投もあって3連勝。対戦成績を3勝1敗として20年ぶりの日本一に王手をかけた。高津監督は第5戦が行われる25日が53歳の誕生日で、誕生日当日に日本一決定となれば史上初の快挙となる。

 “みんなだいすきかつおくん”こと石川と長年の付き合いで大親友のつば九郎は第4戦の試合後に更新したブログで石川への思いを爆発させていたが、感動から一夜明けたこの日は試合後の舞台裏も報告。勝利監督インタビューを受ける高津監督の写真をアップした上で「ことばのちょいすがすばらしい~!たんいぶ(たんじょうびいぶ)の、いんたびゅーでした~でへへ」と記した後で「きのうの、1ばんうれしかった~ぱちり」と周りに誰もいない試合後のベンチでお互いに微笑みを浮かべながら話をする高津監督と石川の2ショットを公開した。

 「ながく、かんとくになるまえから、くらくをともにしてきたふたり。いろいろかたってました。そのなかには、はいれません、せめて、ぱちりだけどもと、さいこうなばしょから、かめらをかまえました」。指揮官、石川双方といい関係を築きながらも一歩引く場面はちゃんとわきまえているつば九郎。「あにき、おとうとから、かんとくせんしゅへ。でも、こころのかんけいせいは、ずーっとかわらない『22&19』。おとことおとこの、すごいいいじかんを、みれて、めから~・・・」とつづり、続く言葉を飲み込んだ。

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