“惜しかったね”オリックス・太田 イチローの最年少記録更新逃すも「打球が抜けてくれてうれしかった」

[ 2021年11月25日 22:30 ]

SMBC日本シリーズ2021第5戦   オリックス6-5ヤクルト ( 2021年11月25日    東京D )

<日本S ヤ・オ5>7回、適時三塁打を放ちガッツポーズの太田(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 今シリーズ初スタメン初出場のオリックス・太田椋内野手(20)が、25日の「SMBC日本シリーズ2021」第5戦で、期待に応える勝ち越し打を放った。

 同点の7回、1死二塁で、ヤクルト3番手の石山から右中間を真っ二つに割る三塁打。「このシリーズ初めての出場だったし、しっかりとランナーを還すこと、後ろにつなぐことを考えた。打った感触も良かったし、打球が抜けてくれてうれしかった」と、ほおを緩めた。

 これが決勝点となっていれば「快挙」でもあった。日本シリーズでの勝利打点は、96年にイチローが22歳11カ月で挙げており、20歳9カ月の太田は「球団最年少記録」となるところだったが、8回にヒギンスが同点弾を浴びて、快挙ならず。それでも5回に左前打を放つなど、この日はマルチ安打もマークし、「ベンチ待機が多かったけど、与えられた立場でベストを尽くそうと準備はしていた」と、手応えの残る試合となった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月25日のニュース