高津監督、試合後の一問一答 残り2戦は総力戦に 投手も突っ込む?「もちろんですね。はい」

[ 2021年11月25日 22:16 ]

SMBC日本シリーズ2021第5戦   ヤクルト5―6オリックス ( 2021年11月25日    東京D )

<日本S ヤ・オ(5)>9回、ジョーンズの勝ち越しソロにベンチで呆然とする高津監督(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトは20年ぶりとなる日本一に王手をかけて迎えた「SMBC日本シリーズ2021」第5戦に5―6で競り負け、連勝が3でストップ。対戦成績を3勝2敗とし、26年ぶりの顔合わせとなったオリックスとの頂上対決の行方は、敵地ほっともっと神戸で27日から行われる第6戦以降に持ち越しとなった。

 主将を務める山田の1号3ランで8回に3点差を追いつき5―5としたヤクルトだったが、9回に登板した6番手右腕の守護神マクガフが先頭の代打・ジョーンズに痛恨の左越え勝ち越しソロを被弾。これが決勝点となった。開幕戦で9回に1死も取れずに3失点してサヨナラ負けを喫したマクガフがまたしても痛恨の失点。この日誕生日を迎えた高津臣吾監督(53)の史上初となるバースデー日本一達成はならなかった。

 試合後、高津監督との一問一答は以下の通り。

 ―――良い攻撃はできた

 「そうですね。打つ方はしっかりつなげたのかなと思います。(山田)哲人の一発がやっぱり効いたんですけど、まあちょっとピッチャーの方でね、ちょっと踏ん張りがきかなかったというか、まあまあこういうこともあるでしょうけども。あの1点この1点、どこかで一つのアウトがっていうところは、もうちょっと大事にいかなきゃいけなかったのかなと思いますね」

 ――山田は次につながる

 「そうですね。これで吹っ切れてくれたらいいなと思います」

 ――ここまでの山田はどう見ていた

 「練習では全然悪くなかったので、そのうちとは思っていたんですけど、なかなか良い当たりが正面ついたりね、結果が出なかったので本人はちょっともやもやしたものはあったかもしれないですけど、まあこれでまた気分も変わるんじゃないですか」

 ――3、4番に当たりが出た

 「そうですね。やっぱりそういう長打が打てる選手、期待してる選手の前にランナーを置いてね、どうやって得点していくか、彼らがどうやって打点とっていくか。まあそういうところだと思います」

 ――第6、7戦も好投手と対戦する

 「やっぱりロースコアのゲームにもっていかなきゃいけないと思います。やっぱりピッチャーがしっかり踏ん張らなきゃいけないと思っています。そのなかで、なんとか勝ち越せるように、そのリードを守り切れるようにやっていくしかないと思います」

 ――原はナイスピッチング

 「2週間空いたんですけどね、よく投げてくれたと思います。最初ちょっとシリーズ投げるのも諦めかけてたんですけど、凄く回復早くて今日登板することできました」

 ――先発投手を5枚使った。今後は総力戦に

 「そうですね。もちろん。向こうも負けられない。こっちもあと一つというところのギリギリのところの戦いにはなると思います」

 ――投手も突っ込む?

 「もちろんですね。はい」

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