ザ・エース オリ・山本が無四球で今季2度目の完封11勝目「この(球数)ペースなら、と意識していた」

[ 2021年8月27日 21:21 ]

パ・リーグ   オリックス2ー0ソフトバンク ( 2021年8月27日    京セラD )

<オ・ソ(15)>11勝をあげ打のヒーロー西村(左)とポーズを決めるオリックス・山本(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・山本が、無四球完封でリーグトップタイ11勝目。2試合連続の完投勝ちでチームの連敗を2で止めた。

 山本はヒーローインタビューで「ホッとしている気持ちと、うれしい気持ちです」。106球での今季2度目の完封について、「4回くらいから球数が少ないのを確認して、このペースなら、と意識していました」と笑顔で振り返った。

 初回から全開だった。先頭・三森を初球152キロ直球で左飛に仕留めると、牧原、柳田を2者連続3球三振と、わずか7球で料理。圧巻は3回。先頭・牧原を初球フォークで一ゴロ、柳田にはカーブで二ゴロ。最後は栗原を150キロ直球で空振り三振。侍ジャパンとして出場した東京五輪で金メダル獲得に共闘した2人を退けた。

 前回20日の西武戦はプロ最多126球を投げ、9回3安打1失点、10奪三振で完投勝利で5年目で自身初の2桁10勝を挙げており、これで同僚の宮城と白星で並んだ。

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2021年8月27日のニュース