オリ 杉本&吉田正アベック弾で猛追も及ばず…首位死守へ新外国人右腕バルガスが29日に1軍合流も

[ 2021年8月27日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス6-7楽天 ( 2021年8月26日    楽天生命 )

<楽・オ16>6回1死三塁、2ランを放つ杉本(撮影・白鳥 佳樹)
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 最大6点差を1点差まで猛追した執念を体現したのは、オリックスのラオウこと杉本だ。1―7の6回1死三塁で2試合連続の21号を放って鼓舞した。「内野守備も下がっていたので、何とかバットに当てていこうと思って打ちました」。則本昂の外角スライダーを右翼席へ放り込み、リーグトップのソフトバンク・柳田に2本差。20号到達の吉田正との3度目アベック弾は実らず、5月30日のヤクルト戦から続いた不敗弾神話も8試合で止まった。

 1分けを挟み後半戦初連敗で2位・楽天に2ゲーム差に迫られても好材料はある。新加入のメキシコ代表右腕バルガスが29日のソフトバンク戦から1軍合流するプランが判明。初実戦だった24日のウエスタン・リーグ阪神戦では3回2/3無失点で7奪三振。28日の同ソフトバンク戦の内容を見て最終判断する見込みで、先発と救援の両方が可能で、投手陣に厚みを加えるのは間違いない。中嶋監督も「野手はよく粘りました。もう一つ勝ち越すための何かを探していきたい」と前を向いた。

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