巨人 打線振るわず2連敗…先発・山口が2回4失点で3敗目 岡本和32号ソロも空砲に

[ 2021年8月27日 20:25 ]

セ・リーグ   巨人1―4中日 ( 2021年8月27日    バンテリンD )

<中・巨>ベンチでうつむく原監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 首位阪神を2ゲーム差で追いかける2位・巨人は27日、敵地で4位・中日に1―4で敗れ2連敗。先発の山口俊投手(34)が2回5安打4失点(自責点3)と崩れ3敗目(2勝)。打線も中日先発の大野雄大投手(32)を打ち崩せず、岡本和真内野手(25)の32号ソロにより1点を返すのが精いっぱいだった。

 山口は初回、自らの失策が絡みいきなり無死満塁のピンチを迎えると、4番・ビシエドに中前2点適時打を浴び先制を許す。さらに福留に四球を与え再び無死満塁とされたが堂上、溝脇と連続で空振り三振。木下拓は投ゴロに封じ、何とか最小限の失点でピンチを乗り切った。

 それでも立ち直れず2回にも失点。1死二、三塁から再びビシエドに中前2点適時打を浴び4失点。ビシエド1人に4打点を許すと、3回の打席で代打を送られ、わずか2回での降板となった。

 打線は4回、2死走者なしから岡本和が右方向への巧みなバッティングで32号ソロ。大野雄の投じた4球目、149キロの低めのストレートを右翼スタンドに叩き込んだ。しかし、その後は広岡の1安打のみと沈黙。リリーフ陣も打ち崩せず3安打のみに終わった。

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