楽天ドラ1、早川が圧巻デビュー 2度の満塁ピンチしのぎ6回4安打無失点で8奪三振

[ 2021年3月28日 15:26 ]

パ・リーグ   楽天ー日本ハム ( 2021年3月28日    楽天生命パーク )

<楽・日(3)>4回2死満塁、樋口を打ち取りガッツポーズする早川(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22)が先発でプロデビューし、6回を4安打無失点で勝利投手の権利を手にして降板した。104球を投げ、8三振2四球。最速は148キロだった。

 初回先頭の西川を147キロ直球で空振り三振に仕留めると、初回、2回と連続3者凡退という抜群の立ち上がり。オープン戦最終登板の20日の巨人戦では初回に3失点し「初回の入り方で改善点が見つかった。試合前の入りが凄く大事になる」と話していたが、言葉通り修正してきた。

 3回1死から清水を四球で歩かせ、この試合初めて走者を出したが、続く中島と西川をともに中飛に打ち取った。

 4回は先頭の近藤を一塁手の失策で許すと、渡辺と中田に連打を浴びて無死満塁というピンチを招いた。ギアを上げて、野村と大田を連続三振。樋口を三ゴロと無失点でしのぎ、底力を感じさせた。新人の力投に応えようと打線が奮起し、楽天はその裏に4長単打で4点を先制して援護した。

 5回は先頭の清水を遊撃手失策で許したが、中島と西川を連続三振に斬り、近藤は右飛に打ち取った。

 6回には1死から2安打1四球で再び1死満塁のピンチを迎えたが、樋口を三ゴロ併殺打に仕留め切り抜けた。

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