ソフト3連勝、川島がサヨナラ打!「最高すぎます。声出して体温めていました」

[ 2021年3月28日 17:06 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―5ロッテ ( 2021年3月28日    ペイペイドーム )

<ソ・ロ>9回2死満塁、右前にサヨナラ打を放った川島(左から2人目)はナインと喜ぶ(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクが16年目のベテランの一振りでサヨナラ勝ちし、2年ぶりの開幕3連勝を飾った。柳田が敬遠されて9回2死満塁。ここで代打・川島慶三(37)がロッテ・益田から右前にサヨナラ2点適時打を放って、シーソーゲームにけりをつけた。

 「ベンチで“慶三、打ってきてくれ”と言われたので、打ちました!」

 開幕戦、第二戦は出番なし。ベンチでひらすら声が掛かるのを待ったヒーローは、今季初打席だった。「(出番まで)長かったです。声を出して体を温めていました」と満を持してのスイングだった。

 1点リードの9回表に岩崎が逆転2ランを浴びて敗色ムードに傾いた試合をひっくり返した。川島と同じ16年目の松田は、開幕3試合でノーヒットと苦しんでいる。お立ち台で川島は「松田も、岩崎もあさってから頑張りますんで」と2人をかばった。また、両親が球場で観戦していたことも明かし、「(両親の)目の前で打てたことがめちゃくちゃうれしいです。親孝行息子です」と喜びを爆発させていた。

続きを表示

2021年3月28日のニュース