巨人 5回まで平良に完全許すも梶谷が8回に同点打、1―1で引き分ける DeNA三浦監督、初勝利お預け

[ 2021年3月28日 17:02 ]

セ・リーグ   巨人1―1DeNA ( 2021年3月28日    東京D )

<巨・D>8回2死一、二塁、石田(左)から同点の右前適時打を放つ梶谷(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の2連勝で始まったDeNAとの開幕カード最終戦は1―1で引き分けに終わった。

 巨人は2013年ドラフト5位で、16年オフにFA加入した山口俊の人的補償としてDeNA入りした平良に5回まで完全投球を許すなど苦しめられたが、マウンドが4番手左腕・石田に代わった8回、先頭・ウィーラーの四球出塁を足場に2死一、二塁とし、DeNAから今季FA加入した梶谷の右前適時打で1―1の同点。負けがなくなった9回、2死から主砲・岡本和が中前打を放って出塁したが、丸が中飛に倒れた。

 DeNAは初回、桑原の右越え二塁打と犠打で1死三塁としてからドラフト2位・牧の三塁線を抜いてプロ初打点となる適時二塁打で1点先制。投げては先発右腕・平良が5回まで1人の走者も塁に出さない完全投球で5年前まで在籍した古巣・巨人を抑え込んだ。だが、平良が6回、先頭・大城に初球シンカーを左中間二塁打され、記録が途切れるとともに右足を気にする素振りを見せて負傷降板。緊急登板となった2番手左腕・砂田は後続をピシャリと抑えて無失点で切り抜けたが、力投を見せた石田が8回に無念の同点適時打を許した。

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2021年3月28日のニュース