広島 今季初のドロー 無得点も先発・野村が6回無失点 守護神・栗林は2日連続での完全投球

[ 2021年3月28日 18:09 ]

セ・リーグ   広島0-0中日 ( 2021年3月28日    マツダ )

<広・中(3)>力投する先発の野村 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島が、28日の中日戦で0-0の引き分けに終わった。これで開幕カードは1勝1敗1分けとなった。

 先発の野村が踏ん張った。走者を許しながらも、散発3安打に抑える粘りの投球で6回無失点。6回には2死一、二塁のピンチを迎えるが、平田を空振り三振にしとめ、先制は許さなかった。21日のオープン戦・ソフトバンク戦で5回2安打無失点と好投したのに続き、またも結果を出した。

 ただ、打線が沈黙。初回に2死一、二塁、3回には無死一、二塁の絶好機をつくるが、いずれも後続が凡退し、中日先発の小笠原を打ちあぐねた。菊池涼、会沢が3安打するなどしたが、打線がつながらず、得点は奪えず。8回にも2死から一、二塁の好機をつくるが、田中広が空振り三振と得点が奪えなかった。

 そんな中、9回には前日27日の中日戦で、史上5人目となる初登板初セーブを挙げたドラフト1位の栗林が、0-0で登板。京田、木下拓、武田を3人で料理し、2日連続での完全投球という新人らしからぬ安定感を見せた。

 一方、打線は9回に2死満塁のサヨナラ機をつくるが、最後は堂林が空振り三振に倒れ、引き分けに終わった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月28日のニュース