無敵のマツダが今季は“敵地”に　中日・柳　4回3失点の苦闘　与田監督「克服してほしい」

セ・リーグ   中日1－4広島 （ 2021年3月27日    マツダ ）

＜広・中（2）＞4回無死一、二塁、鈴木誠に適時打を打たれ菊池涼（右）の生還を許した柳　（撮影・奥　調）
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　中日・柳は4回3失点と試合をつくれず、昨季3戦3勝と相性の良かったマツダで今季初黒星を喫した。1―1の4回、先頭の菊池涼に左前打を許すと、続く西川には外角一辺倒で四球。そこから鈴木誠、坂倉に連続適時打を浴びて2点を失い「短いイニングでマウンドを降りてしまって申し訳ないです」とうなだれた。

　与田監督も「点が取れない我慢比べの時にヒットを打たれて四球。追い込んでから四苦八苦するようなところがある」と4回の投球に苦言。オープン戦3試合で14失点、防御率7・88だった右腕が、今季初登板で不安を解消することができず「あそこを乗り切るかどうかで、うちの打者がリズムをつくれる。克服してほしい」と復調を願った。