初先発初勝利の楽天・早川 お立ち台でも堂々「野球は流れのスポーツ。抑えた結果が得点につながった」

[ 2021年3月28日 16:45 ]

パ・リーグ   楽天5ー0日本ハム ( 2021年3月28日    楽天生命パーク )

<楽・日(3)>ウイニングボールを手に石井GM兼監督と笑顔を見せる早川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22)が先発でプロデビューし、6回を4安打無失点で初勝利を挙げた。104球を投げ、8三振2四球。最速は148キロだった。

 ウイニングボールを手にした左腕は、本塁打を含む2安打3打点の捕手、太田とバッテリー2人で本拠地のお立ち台に上がった。4回無死満塁、6回1死満塁の2度の満塁機をしのいだが、4回裏に味方が4得点。このことを問われた早川は「4回は割り切って1点、2点とられてもいいからと、腕を振っていこうと思った結果、抑えることができた」とし「野球は流れのスポーツだと思っている。ピンチを抑えた結果が得点につながった」としっかりした口調で話した。

 ウイニングボールは「家族に渡したい」と早川。「ここまで来るのにつらいことがあってもめげずに支えてくれた。これからも辛いことはあると思いますが、支えてくれれば」と両親へメッセージを送った。ルーキーらしからぬ落ち着いた受け答えを見せた背番号21に、ファンから大きな拍手が注がれた。

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