巨人・梶谷、プロ15年目で新たな日課 移籍決まって買ったものとは…

[ 2021年3月28日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人10ー5DeNA ( 2021年3月27日    東京D )

<巨・D>7回、満塁弾を放ち、ガッツポーズする梶谷(撮影・木村 揚輔)
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 【Hero's File】巨人移籍が決まり、梶谷が購入したものの一つに「電動シェーバー」がある。球団から要望があったわけではないが、ひげそりがプロ15年目で新たな朝の日課となった。

 「ツルツルまでそれるのは持っていなくて、きちんとした物を買いました」。自身が抱く巨人のイメージのままに、深ぞり用高性能モーター搭載品を選択した。初めて顔をそり上げたのは昨年12月の入団会見前。鏡を見て「ちょっとこれはないな…」という第一印象と同時に「少し寂しい気持ち」も芽生えたと笑わせた。

 梶谷はDeNA時代の17年5月6日ヤクルト戦の本塁打で打球速度172キロを計測している。一流選手の目安が150キロと言われる中で規格外の数字だ。力強いスイングを物語っていて、この日の移籍1号も「カミソリ」のようなライナー性で右中間席まで運んだ。

 球団創設者の正力松太郎の遺訓は「常に紳士たれ」。巨人にはヤンキースと共通する「身だしなみ規則」がある。偶然だが、ヒゲを奇麗にそった梶谷とAロッドの印象が重なる。(神田 佑)

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