阪神・近本 守備でのミスに「本当にやってはいけないミスをしてしまいました」 矢野監督も奮起求める

[ 2020年9月7日 22:13 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2020年9月7日    甲子園 )

<神・巨>3回1死満塁、松原の中飛を捕球した近本は本塁へ悪送球し1点を失う (撮影・後藤 大輝)
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 首位巨人に4カード連続で負け越しとなった阪神。守備でのミスが敗戦に大きくつながり、失策を犯した近本は試合後「大事な試合で、自分のミスで失点してしまい、本当にやってはいけないミスをしてしまいました」と悔いた。

 0―0の3回1死満塁とピンチを背負った高橋は、松原を浅い中飛に。三塁走者の大城はタッチアップの構えだけで三塁に戻り、犠飛を阻止したかに思われた。だがフライを捕球した近本が本塁に送球したボールは、無情にも捕手・梅野を大きく越えていきバックネットまで到達。大城の生還を許し、痛すぎる先制点献上となった。

 4回1死二、三塁でも大城の浅い中飛で三塁走者・岡本の生還を許してしまった近本は「あのプレー(3回の悪送球)でチームが負けてしまったことをしっかり受け止めて、同じことを繰り返さないように、しっかりやっていきます」と話した。矢野監督も「きょうは近本で負けたかなと思ってます。ただ、僕はいつも『終わったことは変えられない。これからは変えられる』と選手に言っているので。近本自身が成長して、近本自身が残りの試合でどうやってチームを勝たせていくか、そういうことが求められる」と奮起を促した。

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