【マリナーズ平野と一問一答】今季初セーブ「勝って締めることが一番なので」 失投に反省も

[ 2020年9月7日 11:25 ]

<マリナーズ・レンジャーズ>9回に登板し3三振を奪い今季初セーブを挙げたマリナーズ・平野(AP)
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 マリナーズの平野佳寿投手(36)が6日(日本時間7日)、本拠地・シアトルでのレンジャーズ戦に救援登板し、1回を投げ1安打1失点、3奪三振で今季初セーブを挙げた。チームは4―3で勝ち、5連勝した。

 以下、平野佳寿投手(36)の試合後の主な一問一答。

 ――マリナーズ移籍後初のセーブシチュエーションでのマウンドだった。
 「とりあえず勝って締めるってことが一番なんで、1点取られましたけど、最低限、1点差でも勝てたんでよかったです」

 ――一昨日の試合でよくファウルされた打線だった。今回の気持ちは。
 「ストレートをしっかり投げ込んで。前回、フォークボールを投げすぎて、それが甘くなって軽打とかされたんで、ストレートをしっかり振らせて、その中でのフォークっていうのを今日はイメージして、ストレートを投げようっていうのでいきました」

 ――最後はフォークを連投した。
 「今日はフォークもしっかり落ちてくれていましたし、悪い感じではなかったので、ストレートも。だからキャッチャーも今日はどっちでもいいようなリードだったと思います」

 ――2020年の初セーブは。
 「そんなにセーブに思い入れは僕はないんで、投げるところをしっかりするということで。中継ぎと抑えでは、ちょっとシチュエーションが変わってくると思うので。中継ぎだとまた後ろにもピッチャーが投げなきゃいけないんで、極力、点差を詰めたらダメですし。でも。抑えってのはこうやって1点取られても勝てば一番いいっていうのがあるんで、本当に全然状況が違う。僕の中では抑えでも中継ぎでも面白さっていうのは両方あるんで、特別なんかそんなセーブの方が良かったっていうのは僕にはないですね」
 ――今日の登板の満足感は。
 「失投を打たれたっていうのは反省しなきゃいけないし、だから、もう少しやっぱりああいうところでもストレートで打ち取りにいくというか、すべてが最後の決め球はどうしてもスプリットになっているところがあると思う。そこは向こうのバッターもわかってると思うから、そこは次回しっかり、ストレートでも自信を持ってフィニッシュボールとして使えるように自分の中でやっていきたいと思います」

 ――チームは5連勝。
 「先発が抑えて、バッターも打って、中継ぎもしっかり抑えて勝ってる試合だと思うんで、そういう試合がずっと続いていると思うんで、チーム的にはいい感じでいっているんじゃないかなと思います」

 ――今季は新型コロナウイルス感染の影響で合流が遅れたが、6登板目でボールの感触は。
 「最初、やっぱり投げている時はどうかなと思いながら正直投げていました。今日もですけど、しっかり自分の思うようにコントロールして、まっすぐもスプリットも投げれるようになってきたんで、最初の頃よりかは多少こう気持ち楽にというか、そういう心配はちょっとはなくなっているかなという感じですね」

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2020年9月7日のニュース