田沢「NPBの舞台でもプレーできたら」 田沢ルール撤廃で感謝のコメント、今秋ドラフトで指名可能に

[ 2020年9月7日 19:39 ]

BCリーグ埼玉の田沢(撮影・小海途 良幹)
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 いわゆる「田沢ルール」の撤廃を受け、BCリーグ・埼玉の田沢純一投手(34)が7日、球団ホームページ上でコメントを発表した。

 「ルールの撤廃を決めていただいたことを本当にうれしく思っています。ご尽力いただいた皆様に感謝いたします。今後、自分を必要としてくれる球団がありましたら、NPBの舞台でもプレーできたらと思っています。そのためにも今は、埼玉武蔵ヒートベアーズで精一杯投げたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」

 「田沢ルール」撤廃により、今年10月26日のドラフト会議で、12球団が田沢を指名することが可能となった。

 田沢ルールとは、若手有望選手の流出を防ぐための12球団の申し合わせ事項で、ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、海外球団を退団した後も、一定期間(高卒選手は3年間、大学・社会人出身は2年間)はNPB球団と契約することはできないというもの。08年12月に、当時新日本石油ENEOSに所属し、ドラフト1位候補だった田沢がレッドソックスと契約したことを受けて設けられた。

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