鶴岡東2年連続頂点!小林 大会初先発で129球4失点完投「自信になる」

[ 2020年8月2日 05:30 ]

山形決勝   鶴岡東9―4東海大山形 ( 2020年8月1日    荘内銀行・日新製薬スタジアム )

<東海大山形・鶴岡東>優勝し喜ぶ鶴岡東ナイン(撮影・小海途 良幹)
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 鶴岡東(山形)の小林三邦(みくに=3年)が今大会初先発し、4失点ながら練習試合を含めて初完投。例年とは異なる大会だが、昨夏に続く2年連続の頂点に導いた。内野手と投手の「どっちも本職」の右腕は最速135キロで129球を投げ抜き「完投できたことは自信になる」とうなずいた。

 今大会5試合で計63得点を挙げた強力打線への信頼が好投を生んだ。4―1の3回無死満塁。「打たれても皆が取り返してくれると思って冷静に投げられた」と投ゴロ併殺と遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。準決勝の山形中央戦では背番号1の太田が7回1失点。佐藤俊監督は「(9日からの東北大会に向け)うれしい悩みができた」と喜んだ。

 16日には甲子園の交流試合も控える。昨夏の甲子園はベンチ入りも出場できなかった小林は「せっかく甲子園でできるのでしっかり楽しんできます」と笑った。(岡村 幸治)

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2020年8月2日のニュース