小野 競り合い制し4回戦へ、因縁の明石商と対戦 殊勲打の井上「3年間やってきたことをぶつけたい」

[ 2020年8月2日 16:45 ]

令和2年度夏季兵庫県高校野球大会3回戦   小野6―2加古川西 ( 2020年8月2日    高砂 )

<加古川西・小野>次戦の明石商戦へ意気込む小野の井上駿(左)と王子心晴
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 兵庫県有数の進学校・小野が競った試合をものにした。2―2の9回2死満塁から「1番中堅」の井上駿(3年)が中前へ決勝の2点適時打。投げては先発の桑木陽平(3年)が2失点完投で粘った。

 今年2月、自主性を重んじるため北垣賢高監督(44)の了承を得て髪形を自由に。スパイクも白でそろえ、新しく生まれ変わった。4回戦は2年前の選手権兵庫大会準決勝で9回まで3点をリードしながら、逆転を許した因縁の明石商と相まみえる。殊勲打の井上は「ずっと目標にしてきた試合。3年間やってきたことを思い切りぶつけたい」と敵軍のエース・中森撃ちを誓った。

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2020年8月2日のニュース