ソフトB、交流戦3連勝 グラシアル3戦連発&V打4打点「フクオカ、ダイスキ!」

[ 2019年6月6日 21:36 ]

交流戦   ソフトバンク6-4中日 ( 2019年6月6日    ヤフオクD )

お立ち台で「福岡大好き」と叫ぶグラシアル(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

ソフトバンクが中日とのシーソーゲームを6―4で制し、交流戦12球団唯一の3連勝スタートを切った。

 頼れる助っ人が大車輪の活躍を見せた。初回、3試合連続本塁打となる12号2ランで2点を先制。「いい状態で打席に立てているという実感が自分の中である。勝利に貢献できるような仕事ができてとてもうれしく思います」と振り返った。

 4-4の8回2死二、三塁の場面で「とにかくいい球がきたら打とうと。それだけを考えていました」と話すように、フルカウントから中日5番手・ロドリゲスの6球目を中前へ運び2点を勝ち越した。帰還した2塁走者・今宮が一度はアウトの判定も、工藤監督のリクエストで判定が覆った。2度のリプレー検証があった試合でも「打席に立ってしっかり集中することであったり、自分自身のプレーに集中することができました」と淡々と話した。

 グラシアルは今季5度目の猛打賞で4打点。「引き続きチーム全員で100パーセントの力を発揮しながら戦っていきたいと思いますので応援をよろしくお願いします」と謙虚に話し、「フクオカ、ダイスキ」とこぶしを突き上げ、ファンを沸かせた。

 投げては9回に登板し1回を1安打無失点1奪三振で抑えた2番手・森が交流戦3試合連続セーブ。「準備はしていましたし、絶対挙げてやるという気持ちでした」と話すように、1安打を許したが後続をしっかり断ち得点を許さなかった。3連投で疲労も心配されるが、「チームの雰囲気が凄くいいので、その波に乗って僕もしっかり抑えたいなと思います」と明るく話した。

 チームは7日から昨年日本一を争った広島との3連戦。「あすも勝って4連勝したいと思います」と力を込めた。

続きを表示

2019年6月6日のニュース