米コミッショナー、スチュワートのNPB入り問題視せず「若者の選択肢が増えた」

[ 2019年6月6日 05:30 ]

ソフトバンクに入団したスチュワート(撮影・岡田 丈靖)
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 大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(60)がシアトルで記者会見し、ドラフト上位指名候補だったカーター・スチュワート投手(19=イースタン・フロリダ州短大)が日本プロ野球のソフトバンク入りしたことに「プロを目指す若者の選択肢が増えたということ」と問題視しない見解を示した。極めて異例の決断で、選手流出やマイナーの待遇面など議論を呼んだ。「世界には多くのリーグがあり、我々は彼らと競争しなくてはならない」と受け止めていた。

 ○…この日からスチュワートは福岡県筑後市にあるソフトバンクのファーム施設で始動。約30メートルのキャッチボールや体幹トレーニングで汗を流した。来日前からNPB球に触れていたといい、「手にフィットする感じ。真っすぐも速くなりそうだし、変化球も良いスピンがかけられる」と口にした。集合時間ギリギリに現れた19歳は、35歳の川島から「日本には10分前行動というのがある」と冗談交じりに助言を受ける場面もあった。

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