阪神ラッキー連敗ストップ!ヤクルト・ルーキがまさかの敬遠大暴投

[ 2017年5月21日 21:31 ]

セ・リーグ   阪神5―4ヤクルト ( 2017年5月21日    神宮 )

<ヤ・神>7回表2死二、三塁、福留敬遠でルーキが暴投。中村が捕球できず勝ち越し点が入る
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 阪神が思わぬ形で勝利をつかみ、2位・広島とのゲーム差を再び2・5に広げた。

 阪神は2―4と2点を追う7回1死二、三塁で、ヤクルトのドラフト2位ルーキー星から代わった2番手のルーキを攻め、高山、上本といずれも適時打となる内野安打で同点。さらに2死二、三塁となったところで4番・福留を敬遠しようとルーキが投げた3球目が捕手・中村の頭上を遥かに超える大暴投。その間に三塁ランナーが生還して5―4と勝ち越した。阪神はこのまま1点差を守り抜き、連敗を3で止めた。

 打線は1、2番が躍動。2点を先制され迎えた3回、ヤクルト先発・星の明大で1学年上の先輩である高山が3号ソロ。続く上本も2者連続となる2号ソロをスタンドに運び、試合を振り出しに戻した。7回にも連続適時打を放ちチームの勝ち越しにつなげるなど、この日2人で5安打4打点。ルーキの暴投による点数以外すべての得点を叩き出した。

 この日、星とのドラフト2位ルーキー対決として一軍初登板を任された阪神先発・小野は、4回1/3を投げ8安打(2本塁打)4失点で勝ち負けつかず。阪神の新人で初登板勝利なら昨年の青柳以来だったが、それはかなわなかった。小野は持ち味である伸びのあるストレートでヤクルト打線に立ち向かったが、いずれもその直球を捉えられ失点。14日の2軍・ソフトバンク戦で4回4安打2失点と好投し、ローテの6番手として今日の登板を任されることになったが、一軍初登板で早々にプロの洗礼を浴びる格好になった。

 ヤクルトの連勝は4で止まった。

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