マー 異例!登板前日ブルペン 投手コーチ「左肩の開きが早い」

[ 2017年5月21日 05:30 ]

ブルペン投球を行う田中
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 ヤンキースの田中将大投手(28)が、20日(日本時間21日午前5時10分開始予定)のレイズ戦先発を翌日に控えた19日(同20日)、ブルペンで投球練習を行った。

 普段は登板前日に平地で捕手役を座らせて投げるが、ブルペン入りは極めて異例。「今、自分に何が必要かという結論。(傾斜で投げる方が)大事だと思う」と全球種を計23球、力強く投げた。

 14日アストロズ戦は自己ワーストの8失点で1回2/3KO。5勝を挙げながら防御率5・80で、ラリー・ロスチャイルド投手コーチは「(悪い時は)左肩の開きが早い」と指摘する。ブルペンで田中は、軸足を昨季途中から置いていたプレートの一塁寄りでなく三塁寄りに置いた。他にも登板間のランニングを増やし、「方向性は間違っていないと思っている。悪ければやらなければいけない」。レイズは開幕戦で2回2/3を7失点と打ち込まれた相手だが「いい投球をするだけ」と力を込めた。 (大林 幹雄)

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2017年5月21日のニュース