中日 今季初3連勝 依然として打線低調も1点差守り抜いた

[ 2017年5月21日 05:30 ]

セ・リーグ   中日2―1広島 ( 2017年5月20日    ナゴヤドーム )

<中・広>お立ち台で笑顔を見せる又吉(左)と藤井
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 1点差を逃げ切って今季初の3連勝。7カードぶりの勝ち越しに中日・森監督は「こんな形しか勝ちパターンに持って行けない。何試合かに1試合は気持ちよく打ってくれる試合があってもいいのだが…」と疲れ切った表情だった。

 2回2死三塁、この日36歳の誕生日を迎えた藤井の中前打で先制したが、後が続かない。1―1の5回無死満塁では又吉が最悪の投ゴロ併殺で、後続も倒れ無得点。6回の決勝点も無死一、三塁からビシエドの併殺打の間によるものだった。チーム総得点125は依然としてリーグワースト。指揮官も「1点を取るのが難しい。そういう野球も慣れてきたけど…」と苦笑いしかない。

 借金は9。「連勝を伸ばせればいいが、カードの勝ち越しを増やしていかないと」。時間をかけても借りたものは必ず返す流儀だ。 (桜井 克也)

 ▼中日・又吉(7回4安打1失点で3勝目)前回、広島にはやられているし、同じやられ方をしたら、もう先発できないという危機感を持って投げました。

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2017年5月21日のニュース