吉見 ようやく初勝利「やっとスタートしたという気持ち」

[ 2017年5月21日 19:38 ]

セ・リーグ   中日7―4広島 ( 2017年5月21日    ナゴヤD )

<中・広>今季初勝利を挙げ、亀沢(左)からウイニングボールを受け取る吉見
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 中日が広島に快勝し、今季初の同一カード3連勝、そして初の4連勝を飾り、勝率を4割に乗せた。

 先発の吉見は5回を投げ3安打1失点で、今季7度目の登板で初勝利(4敗)をマーク。これが81勝目とはいえ、待望の初勝利に「うれしい。やっとスタートしたという気持ち」と表情は明るかった。

 プレートの足を置く位置や変化球の握りを変えるなど試行錯誤を繰り返した吉見。この日も投球も決して完璧ではなかった。3回は先頭への四球からピンチを招き、鈴木に適時打を浴びて失点。それでも後続は打ち取り、最少失点にとどめた。

 この日、2安打2打点と活躍した大島も、お立ち台で「ちょっと代わるの早いんじゃないですか、と言ったんですけど…もうおっさんなんで許してあげました」と冗談まじりに語ったように、吉見自身も「いろんな人に迷惑をかけているので、きょうは最低限の最低限ですかね」とコメント。

 それでも、森監督も「白星がつくと次も期待できる。これからもっと長いイニングを投げてくれるでしょう」と大いに期待。吉見も「まだ自分も負け越しているし、チームも借金を背負っている。我慢強く一丸となってやっていきたい」と巻き返しを誓っていた。

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2017年5月21日のニュース