マー君、3発浴び6失点 2戦連続KOで3敗目…ヤ軍は指揮官ら退場で大荒れ

[ 2017年5月21日 09:00 ]

ア・リーグ   ヤンキース5―9レイズ ( 2017年5月20日    セントピーターズバーグ )

レイズ戦の4回途中で降板するヤンキースの田中 (AP)
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 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手は20日(日本時間21日)、セントピーターズバーグでのレイズ戦に先発し、3回0/3で3本塁打を含む9安打6失点で3敗目(5勝)を喫した。防御率は6・56。チームは5―9で敗れた。

 初回、田中は先頭のディカーソンを2ストライクと追い込みながら左越えソロを浴びると、続く2回には2死一、二塁から9番スークレに適時二塁打を浴びて1点を失う。さらに3回には1死から3番ロンゴリアに左越えに6号ソロを被弾した。

 味方が3―3の同点に追いついた直後の4回には無死一、三塁のピンチを招くと、ディカーソンにこの日2本目となる特大の3ランを浴び、さらにキーアマイヤー、ロンゴリアに連打を許して降板となった。

 前回登板のアストロズ戦では4本塁打を浴びて自己最短の1回2/3で8失点KOという屈辱を味わった。さらにレイズには開幕戦で2回2/3を7失点と打ち込まれている。登板前日にブルペン入りする異例の調整でこの日の試合に臨んだが、またもKOされる屈辱の結果。今季5勝を挙げている田中だが、5月だけで10本塁打を浴び、被本塁打は早くも13となった。

 ヤンキースは5回、ロスチャイルド投手コーチに続いてジラルディ監督も退場となり、続く6回にはレイズ先発のアンドリースが故意死球で退場。大荒れの試合は5回まで毎回得点を挙げたレイズが9―5で制し、ヤンキースは3連敗となった。

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