智弁学園 春夏連覇へ好発進!太田の一発で重圧払しょく「楽しんだ結果」

[ 2016年8月7日 16:14 ]

<出雲・智弁学園>初回、1死一塁の場面で智弁学園の太田は中越えに2ランを放つ

第98回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 智弁学園6―1出雲

(8月7日 甲子園)
 今春の選抜の覇者、智弁学園が快勝を収めて史上8校目となる春夏連覇へ向けて好スタートを切った。

 試合は智弁学園が春夏通じて初の甲子園出場となった出雲に快勝。初回に3番の太田の2ランで先制すると、この後も小刻みに得点し、終盤の8回には2本で適時打で試合にダメを押した。

 13安打6得点。小坂監督は「ピッチャーの足元を狙ってしっかり振っていけ」と指示したという。6回の4点目はセーフティースクイズでもぎ取ったが、「なかなか流れが来なく勝負に出た。思うようになって良かった」と話し、してやったり。

 春夏連覇のプレッシャーもあっただろうが、「落ち着いて入ってくれた。初回の太田のホームランで他の選手たちも楽になった」と小坂監督。9回完投の先発・村上については「地方大会より良かった」と5安打7奪三振無四球という内容を評価した。

 先制の一発を放ち、チームに流れを引き寄せた太田は「まさか入るとは思わなかった」と照れくさそうな笑顔を見せると、「地方大会では調子が悪かったので、甲子園では楽しもうと心掛けていた。ホームランは楽しんだ結果として出たのでうれしかった」とコメントを続けた。

続きを表示

2016年8月7日のニュース