菊池、同点弾は「思わず歩いた」&新井、サヨナラ打も「チームの1勝」

[ 2016年8月7日 22:51 ]

<広・巨>お立ち台で恒例のウオーターシャワーを浴びる菊池(左)と新井

セ・リーグ 広島8―7巨人

(8月7日 マツダ)
 広島は、巨人の守護神・沢村を打ち砕き劇的なサヨナラ勝利。9回2死、試合を振り出しに戻す11号ソロを放った菊池涼介内野手(26)と、2死一塁からサヨナラ適時打を放った新井貴浩内野手(39)がお立ち台に上った。

 菊池はこの日5打数5安打。「勝ちたいという思いが前面に出ていた」と闘志をむき出した9回裏、値千金の一発は「普段はそういうことをしないんですが、思わず歩いてしまった」と振り返るほどの完璧な手応えだった。

 この本塁打で「今日は絶対に行くぞという気持ちになった」という新井は、「早く落ちてくれと思いながら走っていました」と自身のサヨナラ打を振り返り、「チーム一丸でつかんだ苦しい1勝だった」と劇的な勝利を喜んだ。チームメイトに祝福される瞬間も「ありがとうと皆に言っていた」と、改めてチームでの1勝を強調した。

 これで連敗も4で止まり、新井は「また火曜からのゲームに備えていきたい」と気を引き締め直し、菊池は「応援よろしくお願いします!」と劇的な勝利に沸いたマツダスタジアムのファンたちに呼びかけた。

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