智弁学園 快勝で春夏連覇へ好スタート!出雲は甲子園初勝利ならず

[ 2016年8月7日 15:18 ]

<出雲・智弁学園>初回、1死一塁の場面で智弁学園の太田は先制となる中越え2ランを放つ

第98回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 智弁学園6―1出雲

(8月7日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会は7日に甲子園球場で開幕し、第2試合は今春の選抜王者で、2年ぶり5回目出場の智弁学園(奈良)が春夏通じて初の甲子園出場の出雲(島根)を下し、2回戦進出を決めた。

 智弁学園は初回に3番の太田に中越えの2ランが飛び出して先制。この後も小刻みに得点を加え、4―1で迎えた終盤の8回には中村と納が連続で適時打を放ち、試合を決めた。先発の村上は5安打7奪三振1失点という内容で9回を完投。球数は119球だった。

 出雲は先発の原が3回途中、2回2/3を投げて5安打3失点で降板。その後のマウンドに上がった加藤も4回2/3を投げて8安打3失点を喫した。打線は3回に1番の橋本が2死二塁の場面で左翼への適時二塁打が飛び出して甲子園初得点。しかし、その後はスコアボードに「0」が並び、初出場での初戦突破とはならなかった。

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