鳴門 エース河野完投、4番手束が先制弾!「感激」3年ぶり聖地勝利

[ 2016年8月7日 13:40 ]

<鳴門・佐久長聖>初回、2死三塁の場面で手束は左越えに大会第1号となる先制2ランを放ちガッツポーズ

第98回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 鳴門3―2佐久長聖

(8月7日 甲子園)
 鳴門が佐久長聖の反撃を振り切り初戦を突破。森脇監督は「先発の河野を中心に辛抱強く守り抜いた」と厳しい一戦を振り返り、3年ぶりの甲子園での勝利には「感激している」と表情を緩ませた。

 試合は初回に4番・手束の左越え2ランで先制。続く2回に2番・鎌田が中前適時打を放ち、序盤に3得点を奪った。投げては河野が148球を投げて9回を完投。毎回のように走者を抱えたが、3点目は許さなかった。

 森脇監督は手束の一発を「チームを元気づけてくれた」と高く評価。試合の前半に高めのストレートを強振されていた河野には強気の投球を指示していたという。最後は「エースが投げて、しっかり守り切って、4番が打つ。チームの軸がしっかりしてくれたのが勝因」とうなずいた。

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2016年8月7日のニュース