中田“4番の仕事”で首位に4差「ここまできたら一番目指したい」

[ 2016年8月7日 17:37 ]

<ソ・日>スタンドの声援に答える中田

パ・リーグ 日本ハム8―3ソフトバンク

(8月7日 ヤフオクD)
 日本ハム・中田がともに今季最多に並ぶ4安打5打点と4番の本領を発揮。首位ソフトバンク戦4カード連続勝ち越しでまたも優勝マジック点灯を阻止し、試合後のお立ち台では「ここまできたからには一番目指してやりたい」と力強く宣言した。

 前日は初回に先制適時打を放ったものの、その後は3三振。2本塁打の大谷に主役を譲る形になり、試合後は「適時打はよかったがその後の打席が腐っていた」と悔しさを口にしていた。

 この日は初回こそ先制機で空振り三振に倒れたものの、その後は4打席連続安打。3回無死二、三塁で「完全にラッキーヒット」というイレギュラーな打球が逆転の2点適時打となると、4―1の4回には左翼席へ17号2点本塁打。8回には試合を決める左越え適時打が飛び出し、リーグトップの打点を80に伸ばした。

 「初回チャンスをつぶしてしまったので、何とかしてやろうという気持ちで打席に立った」と3回の逆転打を振り返った中田。ソフトバンクに4差と迫り、リーグ優勝へ望みをつないだが「まだまだゲーム差があるので一生懸命やっていきたい。最後まであきらめずにやっていきたい」とファンに約束した。

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2016年8月7日のニュース