【兵庫】市尼崎 33年ぶり夏甲子園!エース平林が完投&V打

[ 2016年7月28日 15:16 ]

<明石商・市尼崎>33年ぶりの出場を決めた市尼崎ナインは、マウンド付近で歓喜の輪を作る

全国高校野球選手権兵庫大会決勝 市尼崎3―2明石商

(7月28日 明石トーカロ)
 第98回全国高校野球選手権兵庫大会決勝が28日、明石トーカロ球場で行われ、市尼崎が明石商に3―2で競り勝ち、1983年以来33年ぶりとなる2度目の夏の甲子園出場を決めた。

 決勝で公立校同士がぶつかったのは8年ぶり。市尼崎は1回に相手のバッテリーエラーに乗じて先制。その裏に追いつかれ、4回には1点を勝ち越されたが、7回2死二塁、飯田の左前打が三塁手の走塁妨害を誘って同点。そして迎えた8回1死二塁、平林の右越え二塁打で勝ち越しに成功した。

 先発のエース平林は6回の先頭打者の打球を腹部に受けるアクシデントもあったが、気迫の投球。9回を1人で投げ抜き、頂点に導いた。

 明石商は9回に反撃をみせたが1点が遠く、春夏連続となる甲子園行きはならなかった。

 ▼日本ハム宮西(市尼崎OB、03年度卒)初回から動画を見ていた。夏は力と精神力と運を味方にしないと勝てない。竹本監督は僕が入学した年に就任して一度退かれてから、もう一度戻ってきた。OBになって監督の苦労も分かった。選手もよく頑張ったけれど、監督も耐えた。甲子園では思い残すことのないプレーをしてほしい。

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2016年7月28日のニュース