イチロー内野安打で3000安打へ残り16　足でも貢献１盗塁２得点

カブス戦の５回、遊撃内野安打を放つマーリンズのイチロー。メジャー通算３千安打まであと16とした

ナ・リーグ マーリンズ９―６カブス

（6月25日 マイアミ）
　マーリンズのイチロー外野手（４２）は２５日（日本時間２６日）、マイアミでのカブス戦に「１番・中堅」で３試合ぶりに先発出場。５回に遊撃内野安打を放って、メジャー通算３０００安打まで残り１６本とした。

　初回の第１打席は先頭で四球を選んで出塁すると、次打者プラードの打席で二盗に成功。プラードの左前打で三進し、イエリッチの中犠飛で先制のホームを踏んだ。３回は三ゴロに倒れたが、３―４と１点を追う５回１死では先発右腕ラッキーのカーブを三遊間に転がして遊撃内野安打をマーク。遊撃手の悪送球で二塁まで進むとプラードの中前打で生還し、４―４の同点に追いついた。マーリンズはこの回、イチローの安打を口火に４安打を集中して４点を挙げ、７―４と試合をひっくり返した。

　６回は２死走者なしから二ゴロ、８回２死では中飛。４打数１安打１四球２得点、１盗塁で打率は・３４５となった。

　マーリンズは７回に２点を追加してダメを押し、９―６で勝利した。

　▼イチローの話（カブス先発のラッキーから通算３７本目のヒットを放ち、日米を通じて最多に）当たり前だけど、誰かがそうなるわけでしょう。それが、この人（ラッキー）だったということ。