巨人 19歳岡本&20歳和田が連打!連打!重信だけじゃない

[ 2016年2月19日 05:30 ]

<巨人・韓国LG>2回1死二塁、和田の適時打で二走・岡本が生還する

練習試合 巨人4―2韓国・LG

(2月18日 沖縄セルラー)
 巨人は重信だけじゃない。新人に負けじと他の若手野手陣も奮起した。2年目の19歳・岡本、3年目の20歳・和田がそろって2安打。

 村田と三塁の定位置争いが期待される岡本は「とりあえず強く振ろうと思った。打てないより打てたことは良かった」とうなずいた。

 2回だ。1死から岡本が左中間を破る二塁打。続く和田も左前打を放ち、岡本が生還した。4回にも2死から岡本、和田の連打で一、二塁の好機を演出。得点にはつながらなかったが、いずれも今季の対外試合初打席から2打席連続安打を放ち、強烈な印象を残した。

 昨季のチーム打率・243はリーグ最下位で、今季は打撃向上がV奪回の鍵を握る。この日は岡本に1軍未出場の和田がDHでスタメンに名を連ねた。そして結果を残した。岡本と同じ内野手の和田が「あいつ(岡本)が打つので“僕も打たないと”と思う」と闘争心を燃やすように、チーム内競争は激化している。

 阿部、村田が試合に出なかった中で、若手が猛アピールに成功した。高橋監督も「本当にいいもの出してくれています。貪欲にやってくれている」と新戦力を絶賛。若手が刺激を与え、チーム力は底上げされる。 (川手 達矢)

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