ハム 20年キャンプから名護に新球場 17年キャンプ後に取り壊し

[ 2016年2月19日 08:30 ]

17年に取り壊しが決まった名護市営球場

 沖縄県名護市の稲嶺進市長(70)は18日、日本ハムがキャンプを行う名護市営球場を2017年のキャンプ終了後に取り壊し、同じ敷地内に新球場を建設する方針を明かした。20年のキャンプから新球場を利用できる予定という。

 日本ハムは1979年から名護市をキャンプ地にしており、10年以上前から同市に老朽化が進む施設の改善を申し入れていた。だが早期改善が見込めず、今年から名護キャンプを短縮。業務提携するパドレスの施設がある米アリゾナ州ピオリアで1次キャンプを行い、17日に名護入りした。

 新球場が建設中となる18、19年はアリゾナからの帰国後、現在2軍がキャンプを行っている沖縄県国頭村で2次キャンプを張るプランも検討されている。その場合、入れ替わった2軍は、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設に戻ることが有力だ。

 新球場は現球場より大きい両翼100メートル、センターは125メートルを予定し、現在4000人収容のスタンドは8000人に増やす見込み。稲嶺市長は「立派な球場を備えてお迎えしたい」と話す。サブグラウンド、ブルペン、ウエートルームなどの改修に関しては、まだ調整中だという。

 ▼日本ハム・栗山監督 本当にうれしかった。叫ぼうかと思ったくらい。

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