ヤクドラ5山崎 初安打初打点初盗塁 開幕1軍可能性あり

[ 2016年2月19日 05:30 ]

<ヤクルト・韓国SK>初回2死三塁、バレンティンの適時打で生還、うれしそうに出迎えを受ける山崎

練習試合 ヤクルト9―2韓国・SK

(2月18日 浦添)
 ヤクルトのドラフト5位の山崎(日大)が1番・中堅で初の先発出場。当初は9番・左翼で先発予定も、臀部(でんぶ)の軽い張りを訴えた坂口に代わり、リードオフマンとしてプロ初安打初打点に初盗塁も決めた。

 「初めて尽くしでしたね。早く1本を打ちたいと思っていた。開幕1軍を目標に、結果を残していきたいです」。初回に四球で出塁して二盗に成功。6回2死一、二塁の第4打席は1ボールからの直球を右越えへ。50メートル5秒9の快足で、プロ初安打となる2点三塁打とした。「外野を抜けたら三塁まで行こうと思った」。守備でも5回無死一塁から左中間を抜けた打球を素早く処理。中継プレーで一塁走者を本塁でアウトにした。

 自らの現役時と同じ背番号31をつける日大の後輩に、真中監督も「落ち着いていたし楽しみ。試合の中で勝負してもらえれば(開幕1軍の)可能性はある」と期待を寄せた。

 ◆山崎 晃大朗(やまさき・こうたろう)1993年(平5)8月11日、和歌山県出身の22歳。青森山田3年夏の青森大会準々決勝で光星学院(現八戸学院光星)に敗退。日大4年春に東都2部で打率・333をマーク。1部昇格に貢献した。昨年ドラフト5位で入団。1メートル73、68キロ。左投げ左打ち。

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