来年ドラフト　楽天１位表明の創価大・田中ら大学生投手逸材ぞろい

創価大の田中

　来年のドラフトは、大学生に即戦力投手がそろう。最大の目玉は既に楽天が１位指名を表明している創価大の１５６キロ右腕・田中正義。東京新大学リーグでは今秋の共栄大戦でノーヒットノーランを達成し、今春の最終戦から５０イニング連続無失点と抜群の安定感を誇る。

　１４０キロ前後の高速フォークも操り、６月のＮＰＢ選抜戦ではプロの打者相手に７者連続奪三振の快投を見せた。明大・星知弥、流通経大・生田目翼、東海大・丸山泰資、桜美林大・佐々木千隼ら本格派右腕も上位候補だ。

　野手では日大の遊撃手・京田陽太がＮｏ・１。広角に打ち分ける打撃に俊足も魅力。高校生は履正社の左腕・寺島成輝、今夏甲子園で登板した敦賀気比の大型右腕・山崎颯一郎の人気が高まりそうだ。社会人は瀬戸内時代に日本代表入りした右腕・山岡泰輔、ＰＬ学園出身の大型遊撃手・中山悠輝の東京ガスコンビが即戦力候補となる。