“鉄人”リプケン氏 ナショナルズ次期監督に色気も蚊帳の外

[ 2015年10月23日 13:03 ]

カル・リプケン氏 (AP)

 米複数メディアは22日、ナショナルズの次期監督に手を挙げているカル・リプケン氏(55)に対して同球団が興味を示していないことを伝えた。

 現役時代の21年間はオリオールズ一筋、2007年には米国野球殿堂入りも果たし、2632試合連続出場の世界記録を持つ“鉄人”リプケン氏は10日に出演したラジオ番組で、「誰でも(監督就任依頼の)連絡が来ることを望むものさ」と、成績不振を理由にウィリアムズ監督を解任したナショナルズの次期監督に色気を見せていた。

 しかし、メディアによるとナショナルズはこれまでにリプケン氏とコンタクトを取っておらず、今後もないだろうとのこと。同球団はすでに8人の次期監督候補者と面接済みで、その中にはロン・ガーデンハイヤーやダスティ・ベイカーといったメジャーでの監督経験豊富な人物も含まれ、加えてドジャースの監督を退任したばかりのドン・マッティングリーにも熱視線を送っているというから、リプケン氏は完全に蚊帳の外のようだ。

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