西武ドラ1多和田「毎年10勝」 涌井が付けていた空き番18用意

[ 2015年10月23日 05:30 ]

西武から1位指名を受け目標を掲げる富士大・多和田

プロ野球ドラフト会議

(10月22日)
 前日に公表した通りの西武1位指名。名前が読み上げられた瞬間こそ表情を変えなかった最速152キロ右腕、富士大・多和田だが、単独指名が確定するとやっと顔をほころばせた。

 テレビカメラ8台、報道陣約50人の前で「ライオンズに行って力になれるように頑張りたい。毎年10勝を挙げられる投手になりたい」と表情を引き締め、色紙には「新人王」と目標を力強く書き込んだ。

 多和田は重心の低いフォームで、奪三振数が多いのが特徴の本格派。5月に右肩違和感を訴えてから登板はないが「日に日に良くなっているので、(開幕までには)問題ないと思います」と強調した。富士大からは13年の2位・山川、昨年の3位・外崎に続いて3年連続で西武からの指名。目標の投手にエース・岸を挙げた。球団は13年オフに涌井がロッテにFA移籍してから空き番の背番号「18」を用意する意向で右腕は「もしいただけるなら、それに恥じない選手になっていきたい」と力を込めた。 (神田 佑)

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2015年10月23日のニュース