オリドラ１吉田正「30発打てる選手に」　侍ジャパン入りにも意欲

ドラフト会場から駆けつけたオリックス・福良監督（左）と笑顔の青学大・吉田

プロ野球ドラフト会議

（10月22日）
　侍ジャパン大学日本代表の４番、青学大・吉田正はオリックスの１位指名に「とても光栄。３割をコンスタントに打って、３０本塁打を打てる選手になりたい。プロ野球選手を代表する選手になれれば」と声を弾ませた。ドラフト会議を終えたその足で青学大に駆けつけた福良監督も「スイングを見て速いと思った。クリーンアップを打てる力がある」と期待を寄せる打撃が売り物だ。１メートル７３と決して大きくはないが、軸回転で打つスイングスピードで大学日本代表にも選出された。

　だからこそ、日本代表には特別な思いがある。「プロでもトップチームに入りたい」。青学大の先輩でもある小久保監督のもとで再び侍ジャパンのユニホームを着ることを目標に掲げて「そのためにはチームの中心選手になって活躍するのが絶対条件」と話した。