大リーグ機構 シャンパンファイトの規定違反チームに処分も

[ 2015年10月23日 10:41 ]

メッツのコリンズ監督はファンにシャンパンを浴びせる (AP)

 米複数メディアは22日、大リーグ機構が優勝後などにシャンパンをかけ合う“シャンパンファイト”の規定に違反したチームへ処分を下す可能性があることを伝えた。

 情報筋によると大リーグ機構は9月にジャンパンファイトの規定を各チームに通達しており、その内容は「シャンパンはノンアルコールであること。また、選手が手にするシャンパンは2本までに限られ、かけ合うだけで飲むことは許されない。シャンパン以外で使えるアルコール類はビールのみで、リーグのスポンサーとなっているメーカーに限る」というもの。

 これまでのところ、上記規定を各チームは守っているようだが、実はその他にも「クラブハウスの外にシャンパン、ビールを持ち出してはならない」という規定があり、これが遵守されずに大リーグ機構は頭を悩ませている。

 選手や監督がファンと喜びを分かち合うため、グラウンドへと繰り出して観客席にシャンパンを“スプレー”する姿が見られるが、これは規定違反ということになる。ファンの中には未成年者も含まれている可能性があり、それが問題となる模様。さらに選手の子供がシャンパンを手にして他の選手にかけるなどする姿も見られるが、これも子供がアルコールを持っているというイメージがよくないと大リーグ機構が眉をひそめているそうだ。

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