巨人 賭博関与再発防止へ指導強化 個別面談を繰り返し継続

[ 2015年10月23日 05:30 ]

巨人・笠原将生投手(左)と松本竜也投手

 巨人の福田、笠原、松本竜の3選手が野球賭博に関与していた問題で、久保博球団社長は再発防止に向けて「選手個別」に繰り返し面談を行い、指導していく考えを明らかにした。

 都内で取材に応じ「もっと個別にコンサルティングをやる必要がある。そういう体制をつくる。球界の模範になるものをつくらないと」と強調した。交友関係なども踏まえた上で個別指導を徹底し、指導を行う専門部署の新設や、運営部など既存の部署が選手個々の相談に応じるなどの策を検討する。

 前日は、笠原が当初、野球賭博への関与を否定していたことに関し、内部調査やヒアリングの甘さを指摘する声が相次いだが、球団も福田と笠原の携帯電話のデータを解析し、3選手の交友関係などの情報を調査委員会へ提供したという。今後も情報収集を続け、調査委員会に全面協力する。

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2015年10月23日のニュース