北照エース 四球で動揺「訳が分からなくなってしまった」

[ 2013年3月31日 17:21 ]

<北照―浦和学院>7回裏、山田(左)にマウンドを譲る北照先発の大串

第85回選抜高校野球準々決勝 北照0―10浦和学院

(3月31日 甲子園)
 北照のエース大串は6回まで4失点と粘り強く投げていたが、7回に力尽きた。1死後、3連続四球で走者を背負うと、走者一掃の二塁打を浴びるなど一挙6点を奪われた。「四球で動揺し、訳が分からなくなってしまった」と肩を落とした。

 初戦の2回戦では完封した。3回戦では3失点完投。2試合で四死球はわずかに三つだった。外角低めにボールを集める投球を心掛けたが、意識するあまりに焦りが生じたという。「低めを見極められ、変化球に狙い球を絞られた」と悔しがり、夏に向けて「緩急を磨かないと通用しない」と課題を口にした。

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