ウエストフローラが逆転勝利 女子プロ野球開幕

[ 2013年3月31日 06:00 ]

 創設4年目を迎え、今季から4球団体制となった女子プロ野球が30日、ティアラカップ京都大会で開幕した。

 第1試合は1―2でリードを許していたウエストフローラが5回に6安打で6点を奪い、サウスディオーネに7―3で逆転勝利。昨季MVPで5回から救援したフローラの小西は「試合ができる喜びでいっぱい。あすも先発のつもりで準備したい」と意気込みを語った。第2試合のノースレイア―イーストアストライア戦は4―4(6回時間切れ)の引き分け。抽選でアストライアが31日の決勝に進出した。

 リーグは今季から2日間トーナメントのティアラカップを全国23カ所で実施。2チームに再編したオールスター形式のヴィクトリアシリーズを9試合予定している。

 ◆試合結果◆ (わかさスタジアム京都)

ディオーネ 101 000 1─3
フローラ  001 060 X─7
 (デ)宮原―川畑
 (フ)矢野、小西美―池山、松本

レイア 011 020─4
アストライア 000 220─4
 (レ)里―碇
 (ア)中島、半田―熊崎、川保
 ※規定により抽選でアストライアが決勝進出

 ◆処分 女子プロ野球リーグはセカンドキャリア支援のため選手に就学を義務付けていた専門学校を卒業できなかった8人に対し、先発出場禁止などの処分を科した。同リーグは10年の発足時から、柔道整復師の資格を取得するための専門学校に通うことを、契約条件としている。

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2013年3月31日のニュース