オリックス ディクソン ゴロアウトの山で初勝利「日本は大好き」

[ 2013年3月31日 16:14 ]

7回を1失点で来日初勝利を挙げたオリックスのディクソン

パ・リーグ オリックス5―1ロッテ

(3月31日 QVCマリン)
 2試合連続サヨナラ負けの嫌な雰囲気を変えたのは、1メートル95の長身新助っ人だった。

 オリックスの先発ディクソンが初登板初勝利。波に乗るロッテ打線をボールを低めに集めて凡打の山を築かせた。「僕の特徴は低めに投げてゴロアウトを取ること」というように、7回まで8連続を含む13個の内野ゴロを打たせた。130キロ台後半の球速でも十分通用するところをアピールした初登板だった。

 昨季は大リーグのカージナルスに所属も登板は4試合。ほとんどマイナー暮らしだった。今年29歳になる右腕は、年俸3000万円で来日。決して若くないだけに日本で結果を出さなければ後がない。「日本は大好き」という新外国人にオリックスは開幕3連敗せずに救われた。

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2013年3月31日のニュース