39歳三浦 21年連続白星 7回0/32失点「良いスタート」

[ 2013年3月31日 06:00 ]

<中・D>中日に連勝し笑顔で抑えの山口(中央)らを迎えるDeNAの(後列左から)中畑監督、ブランコ、ソーサ、三浦

セ・リーグ DeNA4―2中日

(3月30日 ナゴヤD)
 39歳のDeNA・三浦が7回0/3を5安打2失点と踏ん張り今季初白星。歴代4位タイとなる21年連続勝利に「あまり意識しないけど、良いスタートを切れて喜びに浸れる」と白い歯を見せた。

 直球が140キロを超えたのは1球のみ。だが、7回には新外国人・ルナを97キロスローカーブで追い込んだ後、外角低めの139キロで空振り三振に仕留め、中畑監督も「見事。ルナは何でこの球速で苦しむのか驚くんじゃないか」とうなった。8回無死一、二塁のピンチでは「降りたくない」と友利投手コーチに直訴。両てのひらで胸を張られて気合を注入された直後に谷繁に適時打を浴びて降板し「踏ん張れなかったね」と苦笑いで振り返った。

 この日も午前6時半に起床して名古屋城周辺を散歩。「体が目を覚ますのに年々時間がかかる。体をほぐすのに時間をかけないと」と準備に余念がない。チームも自身も最高のスタートを切った。「苦しい時期もあるけど、この気持ちを忘れずに踏ん張りたい」。ナインの総意を力強く宣言した。

続きを表示

2013年3月31日のニュース