マエケン 初勝利に導けず…WBCの影響?「疲れていた」

[ 2013年3月31日 19:25 ]

巨人戦に先発し、8回を1失点の広島・前田健

セ・リーグ 広島2-3巨人

(3月31日 東京D)
 広島の前田健は8回5安打1失点と好投しながらもチームを初勝利に導けなかった。

 1点リードの7回。先頭の坂本に真ん中へ甘く入ったスライダーを左翼席に運ばれ、追い付かれた。打たれた瞬間、マウンドにしゃがみ込んだ右腕は「1―0で最後までいかないといけなかった。チームの初勝利と思っていたんだけど」と肩を落とした。

 日本代表として参加したWBCでは準決勝で投じた80球が最多だった。この日浴びた本塁打は88球目で「最近は5回くらいしか投げていなかったので、疲れていた。6回以降はスライダーが内に入った」とスタミナ不足を口にする。開幕投手は回避したが、WBCの影響を免れることはできなかった。

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2013年3月31日のニュース