球児150キロ連発!「全力ではない」球速アップを約束

[ 2013年3月31日 06:00 ]

<アストロズ・カブス>力投するカブス・藤川

オープン戦 カブス6―6アストロズ

(3月29日 ヒューストン)
 カブスの藤川が29日(日本時間30日)、アストロズ戦で150キロ台を連発した。

 オープン戦最後の登板で6回にマウンドに上がると、先頭のバーンズに対していきなり94マイル(約151キロ)を計時。極度に乾燥し、ボールが滑りやすいキャンプ地のアリゾナ州を離れての初実戦。「ここでは気候が全く違う」とボールの滑りを気にせず投げた結果、7球投げた直球のうち、5球が93マイル(約150キロ)を超えた。キャンプの疲労を抜くため、中7日の登板となったが「今は疲労を抜いている状態なので、全力ではない。試合数をこなしていけば自然といいボールが出てくる。シーズン序盤をうまく使って仕上げたい」と、さらなる球速アップを約束した。

 正捕手カスティーヨとの初コンビでは意思の疎通を欠き2/3回に21球を要し、無安打無失点で2三振ながら2四球で降板したが「こういう時間が必要。最後にできて良かった」と収穫面を強調した。初の大リーグ本拠地球場での登板にも「いい球場だなと思う。いろんな球場を見て行けると思うと、野球をやっていて良かった」と雰囲気も楽しんでいた。

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2013年3月31日のニュース