山本昌 無死満塁でアニキ抑えた!「思い出の1勝になりそう」

[ 2012年10月3日 22:40 ]

阪神戦の4回から登板し、約5カ月ぶりの3勝目を挙げた中日・山本昌

 “91歳対決”は、47歳の中日・山本昌に軍配が上がった。2―1の4回無死満塁、打席には今季限りでの引退を表明した現役野手最年長44歳の阪神・金本。ベテラン左腕はしびれる場面でも冷静な投球で1ボール2ストライクと追い込み、最後は135キロの直球で二飛に打ち取り、後続も断ってピンチを脱出。「無死満塁で抑えるなんて20何年でもそうない」と笑った。

 5、6回は3者凡退で抑え、3回を1安打無失点。8月11日に47歳となってから初めての白星を手にし、自身の持つ最年長勝利のセ・リーグ記録を更新した。プロ野球で47歳以上で勝ったのは、48歳4カ月のプロ野球記録を持つ浜崎真二(阪急)と山本昌だけ。来季も現役を続ける左腕は「勝ち星を付けていただいて、思い出の1勝になりそう」としみじみ。

続きを表示

2012年10月3日のニュース